朝出題したクイズの答えです。
これ、何かわかりますか?
答えは「パイナップル」なのです。
通常この部位をcutしませんよね。
葉っぱの少し下の果肉の部位で切り取るのが普通かと思います。
ちょっと意地悪な出題でしたね。
では何故ここを切るとアートしているのを知っているか。です。
10数年前南の島に行きました。
島のパイナップル農家さんへ見学に行きました。
畑に行き、壊れた麦わら帽子、真っ黒に日焼けした小柄で、やたら声が大きいペテン氏の様な農家のおっちゃんの説明を聞きました。
「オラのパイナップルは世界中で愛されていて
とても美味しい」
「おい!そこの日本人、食べてみるか?畑で完熟したパイナップルだ。甘くて美味しぞ」
と、この辺までの話はなんとかわかった。
この先はおっちゃんのボディランゲージから想像します。
「んじゃ、一個切り取るか。
「グサ」〈切り取る効果音〉。
「どうだ!大きくて旨そうだろ。 痛っ!この葉っぱめ!チクチクしやがる、てやんで!ならばこうしてくれる!」と葉っぱの付け根の少し上を切り取る。「グサ」。
「切り口を見てみろ。水々しくて水分が滴るだろう」と自慢げに見せてくれたのでした。
滴る水も驚きましたが切り口がアートしている事の方が驚きました。そんな訳で切り口アートを知っていたのです。
追伸。
完熟パイナップルの味ですが、水々しく甘くて芳醇な香りがしてとても美味しかったです。
しかし太陽が降り注ぐ南の島の取れたてパイナップルは温かったです。
冷えていれば.......。